全日本郵趣連合 会費考 | 郵便・切手から 時代を読み解く

郵便・切手から 時代を読み解く

切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

マクドナルドで200円丁度払ってチーズバーガーを注文したら、

 

店員:「あなたにはチーズバーガーは売りません。そのかわりハンバーガーをどうぞ」

客:「え? 値段一緒ですか?」

店員:「どちらも200円です」

客:「おかしいな。チーズがないのなら価格は変わるのでは?」

店員:「いいえ同額です」

客:「チーズバーガーを売ってくれない理由は?」

店員:「情報管理上いえません」

客:「ならば返金してください」

店員:「いいえ、ハンバーガー代金としていただいたいておきます」

 

などということはあり得ないですよね?

 

いまの私はまさに上記の「客」の気分なのです。

 

「特別会員」と種別を指定して特別会費を振り込んだのですから、その会員としての登録を「否決」(認めない)というのであれば、その理由を付していったん返金するのが筋ではないでしょうか。

 

「否決理由は『人事情報』(笑)だから教えない。しかし会費はそのままいただいておきます」とは、あまりにひどいご都合主義。とてもまともな組織がとる対応とは思えません。

 

どうしてもそうしたければ、返金したうえで改めて「賛助会員として登録のお願い」を送ってよこすべきでしょう。

 

ちなみに会費は特別会員も賛助会員も同額の35,000円。差異は「議決権の有無」だけです。

 

同じ金を払わされて、一方は権利なし、一方は権利あり。このような明らかな差別的制度はみたことがなく、社会通念を逸脱していると感じます。

 

もっとも「特別会員」の年会費が350,000円であれば、大人しく「賛助会員」にとどまりますが(笑)。

 

というわけで、郵趣家の皆さん、2024年度の会費納入の際には、「特別会費として支払い」と振込用紙に記載し、記録を残すことをお勧めいたします。年末の理事会で登録について可否の議決がありますから(そのような取り扱いをする根拠は定款にもどこにも示されていませんが)、その理由を聞いてから対応を決めればよいのです。