とうとう最終日まで誤表示は訂正されず | 郵便・切手から 時代を読み解く

郵便・切手から 時代を読み解く

切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

現地から写真を送っていただきました。

 

これが会期最終日の会場内特別賞展示ケースの写真です。ご覧の通り、寄贈者は「日本郵趣協会」のままです。

 

 

コミッショナーは手書きでもよいので「The Philatelic Federation of JAPAN」と表示した紙を持っていき、その場でケースを開けさせて差し替えを行うべきでしたが(きわめて容易な作業です)、最後までそうした是正措置はとられなかったことになります。

 

これは当初こそ「現地組織委員会の手違い」であったかもしれませんが、その後、いくらでも訂正機会はあったにもかかわらず、誤表記をずっと放置していた者の責任であることは明らかです。

 

連合会員として、このような無意味な支出を容認するわけにはいきませんので、本件にどのような処置がなされるのかを皆さんとともに注目していきたいと存じます。